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パソコン廃止で運用コストを削減!? 日本通運が業務PCのシンクライアント化を実施
kikakuBiz, One min.Topics2008年01月30日 4:07 PM
日本ヒューレット・パッカード(以下HP)は29日、日本通運の海運事業部管内PC全2,700台を、ブレードPCによるクライアント統合ソリューション『HP Consolidated Client Infrastructure(以下HP CCI)』に移行することを発表した。日本通運では今回のシンクライアント化により運用管理など、TCO(運用管理コスト)を削減したい構えだ。
日本通運では、2006年からシンクライアントの導入を段階的に実施し、2008年度中に合計2,700台の業務PCをブレードPCに移行。同年度中に従来型の業務用PCの大半を置き換える予定。
シンクライアントへの移行によるメリットは、パッチの適用やアプリケーションのバージョンアップ、ハードウェアやソフトウェアの不具合に伴うサポートなど、従来型のクライアントPC管理で発生するシステム管理者の作業負荷が軽減される点であり、少人数での運用管理を可能にする。現在、同社の海運事業部において1,900台のブレードPCがすでに稼働しており、管理負荷の軽減や運用コストの削減、動作検証期間の短縮や新システムに対する社員教育の軽減などの効果が得られているという。

今回、日本通運が採用したHP CCIでは、PCが持つ「表示」「演算」「記憶」の3つの役割をコンポーネントとして分割し、仮想クライアント環境として再構築する。ユーザー数やシステム負荷の変化に合わせて、柔軟かつ迅速に拡張できるのが特長だ。
写真はHPが同じく29日に発表したアクセス端末『HP Compaq t5730 Thin Client』 (今回の日本通運のシステムではt5720を採用)
一部の大企業向けソリューションのイメージが強いシンクライアント。しかし、ノークリサーチが昨年実施した『2007 年中堅・中小企業のサーバ/クライアント管理実態調査報告』によれば、現在、中小企業のシンクライアント導入率は全体の2.7%と低調ながら、およそ40%の企業は導入に前向きな回答をしている。「セキュリティの強化」と「TCOの削減」は中小企業にとっても重要な課題であり、一方策であるシンクライアントへの関心は、今後一層の高まりを見せることだろう。
- ノークリサーチ 『2007年 中堅・中小企業のサーバ/クライアント管理実態調査報告』のリリース
- 日本HP コーポレートサイト
- 日本HP ニュースリリース
- 日本通運 コーポレートサイト
