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【特集】IT担当者のお悩み解決サイト『シス蔵』に迫る!(2)
kikaku特集2008年02月20日 3:14 PM
ITを導入し運用していく中で、他企業の事例を学ぶことの意義は非常に大きい。だが、一般的なメディアで取り上げられた事例の多くは大規模企業向けのシステムであり、こと中小企業に役立つものは一握りと言ってもいいだろう。中小企業のIT担当者にとって情報共有手段の不足は、非常に頭の痛い問題だ。
“IT担当者の孤立”が中小企業IT化の阻害要因
IT担当者の拠り所として、順調な盛り上がりを見せる『シス蔵』だが、ヒットの背景には中小企業のIT担当者が抱える大きな問題がある。読者の皆さんも 実感していることだろうが、中小・中堅企業のIT部門の人員は、大規模企業のそれと比べて極めて少なく、専任の担当者が0人というところもあれば、多くと も7、8人程度というのが相場だろう。テクネットでは、IT人員を充足できない中堅・中小企業に向け、専任エンジニアの定期訪問、常駐によるIT業務の代 行サービスを提供しているが、ここで得た現場の意見がシス蔵の誕生につながっている。シス蔵開設の経緯について、テクネットの代表取締役 須田騎一朗氏に伺った。
「小さなIT部門と言っても7、8名くらいいれば部内でさまざまなアイディアも出てきますが、1人、2人という規模のIT担当の方たちは、まるで無人島に 1人取り残されたように、孤立しているという現実があります。弊社のスタッフがお客さま先に行っても、会社に戻れば他のスタッフと別企業様についての情報 も共有できますので、孤立する心配はありません。ならば、同じようにお客さま同士を結ぶことで、お客さまを孤立した状態から救えるのではないか。こうした 思いからシス蔵を開設しました」
シス蔵の運営には、テクネット以外に、ノークリサーチがパートナー企業として参加。応援企業の獲得とユーザーの拡大という形でコミュニティをバック アップしている。特にノークリサーチの顧客である、中堅企業のユーザーが多数参加したことは大きく、こうした企業の情報システム担当者の知見は、中小・中 堅企業の問題解決に一役買っていると須田氏は言う。
「人間、あまりに歳の離れた大先輩から何か言われるよりも、一つ上のお兄さんから言われた方が聞くものです。企業の規模が従業員にして10人くらい のところと何万人というところでは、システムに必要な要素も違えば、視点を置くべき箇所もまったく別世界のものになります。でも、私の会社は50人、そち らは200人ということなら、意見も聞きたくなりますし、『うちもそこを目指せばいいわけだ』となるわけです。情報サイトや雑誌メディアの情報ばかりを 追っていると、自分の会社にふさわしい、最小リスクで最大効果という視点から離れて、その会社の優先順位とか、リソース配分においての選択という視点が抜けてしまいます。そうした意味でもシス蔵をご活用いただき、生きたお兄さんの声を聞いてもらえればと思いますね」
IT担当者の仕事は一種の専門職である。しかし中小企業の場合、他業務との兼任というケースが多いため、自身が“ITのプロ”だという意識が薄いと 須田氏は言う。今後テクネットでは、勉強会などによるリアルなコミュニケーションの場を設け、こうしたIT担当者たちの意識改善と、モチベーション向上に 寄与したい構えだ。
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特集目次
【その1】会社は言う「スーパーIT担当者たれ」と
【その2】好き勝手を言う社内の人々
【その3】背筋も凍るIT導入失敗事例
【その4】IT担当者のお悩み解決サイト『シス蔵』に迫る!
【その5】NEXTWISE厳選 システム管理者関連書籍
「IT担当者の困りごと」アンケート途中経過(2/21)
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