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IT担当者は君だ! 其の二 失敗しないITそのために
kikaku特集2008年03月14日 4:01 PM
ITの導入に際して、“身の丈に合ったシステム”ということがよく言われる。IT知識のとぼしい企業が、いきなり大規模なERPシステムを導入したところで、満足に使いこなせないのは当然のこと。ITの導入に際しては、自社の現状を把握し、段階的なステップを順序よく踏むことが必要だ。今回の特集では中小企業のIT担当者が押さえておくべき、IT導入のツボを紹介していく。
IT導入の一歩目:自社ITレベルの把握
当たり前のことではあるが、企業のIT化を考えるとき、まず必要なのはコンピュータである。コンピュータがなければ、その上で使用するアプリケーションは導入できないし、社内ネットワークを構築したところで意味を為さない。もっと言えば、それ以前にパソコンを使える環境、つまり操作ができる人材がいなければ、せっかく導入した機器も無用の長物になってしまう。このように企業のIT化を推進するためには、段階的なステップを踏んでいく必要がある。下段レイヤーをしっかりと整備しなければ、先に進むことができない。

中小企業において「IT化が進まない」理由の多くは、下地部分とも言えるITリテラシー教育やITインフラが整備されていないことに起因する。こうした企業のIT担当者は、日常的に“基本的なパソコンの利用に関する質問”や“場当たり的なIT資産の管理”といった業務に忙殺されてしまうため、結果として上位のシステム導入にまで手が届かない。
したがってIT化を推進するために、IT担当者がすべきことは、自社のIT度合いを把握し、より下層の環境から整備していくことである。まずは以下のチェックシートで自社のITレベルを把握してみよう。
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※EDI:企業間で電子データを交換するための仕組み
(参考:IT経営応援隊『IT経営教科書』IT成熟度診断)
企業IT成熟度チェック 診断結果
| レベル0 ITサッパリ企業 IT化が全く進んでいない企業。社員のIT教育やIT戦略を立案する以前に、経営者にITの重要性を理解させる必要がある。 |
| レベル1 IT個人任せ企業 電子データの共有環境が全く整備されていない企業。パソコンの利用が経理担当などの特定利用者に依存している場合が多く、全社的にITリテラシーの向上を図る必要がある。 |
| レベル2 社内ネットワーク活用不十分企業 電子情報の共有が進んでいない企業。社内のITインフラを重点的に整備し、電子情報を全社的に共有できる仕組みを構築する必要がある。 |
| レベル3 IT経営初めの一歩企業 経営とITを結びつけるための下地ができている企業。さらに上のレイヤーを目指すには、外部企業と電子データの交換をするなど、企業の枠を越えたネットワークが必要となる。 |
| レベル4 IT経営中級企業 一部の外部企業とネットワーク接続し、企業間の垣根を越えてITを活用している企業。経営のIT化を推進するために、CIOを設置するなど組織体制を整えることが次なるステップ。 |
| レベル5 ベストプラクティス企業 市場の変化に連動し、有機的にビジネスプロセスの組み替えをすることができる。ここまで来ればITの最先端企業と言える。 |
あなたの会社のITレベルはどうだっただろうか。中小企業の平均はレベル1~2。目指すべきは“レベル3”以上と言われている。レベル2以下の企業では、まず社員のITリテラシー向上と、ITインフラの整備といった部分を重点的に整備し、上位のIT導入を遂行するための下地を構築しておく必要があるだろう。
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One Point:スーパーIT担当者を目指すとき、どのような知識や経験が必要になるだろうか。「コンピュータやネットワークに関する知識」も重要だが、それだけではない。IT担当者の成長に必要なのは、登るべき道を見極めること。つまり、企業のIT化がどのように進化していくか、そのステップを理解することにある。企業がこの階段を登るとき、IT担当者も共に成長していく。

「IT導入のファーストステップ」 ITリテラシーの整備に向け社内勉強会を開催する方法>>
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特集目次
* 失敗しないITそのために
* ITリテラシーのアップ
* ITインフラの整備
* 業務アプリケーション導入の必要条件
* 目指せ!高度IT活用企業
- NEXTWISE特集 「IT担当者は君だ」Part1

