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意外と知らないIT基礎知識 第6回 デジカメの中身

kikaku意外と知らないIT基礎知識, 連載, フリーマガジン2008年03月26日 9:45 AM

吉田君が新しいデジカメを持ってきました。誕生日プレゼントで買ってもらったそうです。クラスメイトに「このカメラ、10メガなんだぜー」と自慢しています。見ていたりかちゃんは、ちょっと意地悪な気持ちで「それってどんなふうにすごいの?」と尋ねてみると、しどろもどろで答えられませんでした。吉田君はちゃんと理解していないで自慢していたようです。

yosida-top-3.jpg

りか:そもそも、デジカメってどんな仕組みで写真を撮ってるんですかぁ? yosida_vol6_rika.gif
yosida_vol6_sensei.gif 先生:りかちゃん。デジカメを一言で表すと、レンズを通った光を電気信号に変換する装置といえるだろうね。その信号からピクセルデータを作って画像にしているんだよ。

ケータイから高級一眼レフカメラまで

・そもそも「メガ」って、なに?
国際単位系で定められた数字を表す単位。日常よく使われるものでは、1,000という意味の「K:キロ」や1/1000のを表す「m:ミリ」などがある。1Kg=1000gであるし、1mg=1/1000gになる。同じように「M:メガ」とは100万を表す単位だ。
デジカメの性能を「10メガ」と表現するときは、「10メガ=10×100万=1千万」の画素を持っているという意味で使われ、被写体を1千万個の四角に分解してデータ変換されることを表している。

・写真のきめ細かさは何で決まる?
デジタルカメラで撮影した画像をパソコンなどで拡大すると、小さな四角の固まりでできているのが分かる。この四角を画素またはピクセルという。
デジタルカメラではフィルムを使う代わりに、「固体撮像素子」と呼ばれる装置に光を当てて、電気信号に変換して記録する。表面には、光が当たると電子を放出する性質を持つ極小の感光体が格子状に並んでいて、一つ一つが光を電気信号に換えていく。感光体の数が多いほど写真がきめ細かくなる(解像度が高くなる)。
1個の感光体から出た信号は、データ変換処理されて1ピクセルに変換される。「10メガ」のカメラで撮影した写真は、1千万個=10メガ個の小さなピクセルで構成された画像データとなる。デジカメのカタログなどで「有効画素数」として表され、この数字が大きいほど、細かいディテールまで表すことができる。

yosida_vol6_zu01.gif


高解像度は高性能?

何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」である。A3など大きく引き延ばせば解像度の違いがでるが、通常の写真屋さんでプリントするLや2Lサイズでは、10メガの写真も6メガの写真も見分けがつかない。
大きな画素数のカメラで撮影した写真データは、データサイズが大きくなってしまうので、メモリカードなどに記録できる枚数が少なくなってしまう。
また、パソコンにデータをコピーして写真を加工する場合でも、データが重くなり、マシンのスペックによっては快適に作業できない場合もある。
撮影解像度の設定ができる機種も多いので、必要に応じて切り替えて使うとよい。


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