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トライ人が行く! グレテック ジャパン社 イ・ジヘさん【エンジニア編】

kikaku特別インタビュー2008年06月06日 9:39 AM

国という枠組みを飛び超え、活躍の場を海外から日本へと移したアグレッシブなエンジニアを取り上げる新シリーズ。グローバリゼーションの体現者でもある彼らは、日本に何を見て、何を感じ、何を目指すのか。第一回は、グレテック ジャパンに勤める、来日1年半のイ・ジヘさんにクローズアップ!

  トライ‐じん【TRY‐人】

外国から日本にトライしてきた人。先進のテクノロジーを携えて来日し、大和朝廷の政治・文化の発展に寄与した、古代のグローバル人種・渡来人にちなむ。

jihe_1.jpg  イ-ジヘ【李-智惠】

2003年韓国外国語大学校情報通信学科卒業後、韓国でC++,Visual C++の講義を担当、また金融システム構築及び韓国に進出している外資系企業のWebサイトの開発を担当。2007年Gretech JAPAN入社、現在は同社ファイルバンク事業部にてファイルアップロード/ダウンロードマネージャー関連、ならびに法人向け新サービスの開発を担当して いる。

編集:韓国と日本で仕事をされて、どの部分に大きな違いを感じましたか?

ジヘ:ユーザーの声です。一般的に韓国のお客さまは「こちらの聞きたいことに答えてくれればいい」という方が多いのですが、日本人のお客さまは、製品やサービスのスペックや仕組みなど、かなり細かい部分について問い合わせをしてきます。そのため、日本ではユーザーの声を反映させやすいという利点がありますね。

編集:韓国は、技術やトレンドのスピードがアジアでも随一と言われていますが、これはなぜだと思われますか?

ジヘ:やはり、ネット社会への取り組みが早くから進められていたことが大きな理由ですね。当然、開発するための体制も当時から整えてきたものですから、これが技術スピードやトレンドへの感応力として表れていると思います。ITの幅広い年齢層への浸透もひとつの特徴かもしれません。年配の方とお孫さんが、PCやケータイでチャットする、なんていう光景は結構当たり前なんです。

編集:携帯電話も、韓国は日本よりずいぶん進んでいるなと感じますね。

ジヘ:日本よりかなり以前からワンセグやジェスチャー携帯は市場に流通していました。ちなみに今韓国で流行しているのは、携帯電話の画面の中に人物が出てきて、さまざまな動きをするというものです。

編集:エンジニアは、日本では3Kやデスマという言葉と結び付けられがちな職業になっています。韓国のエンジニア像はどのようなものでしょうか?

ジヘ:日本のエンジニアは確かに待遇が良くないように感じます。その点、韓国のエンジニアには”新しいものを作りだす職業”という強い自負が働いているように思います。収入はもうちょっとあってもいいとは思いますが(笑)、韓国ではエンジニアは学生にとって人気の高い職業の一つになっていますね。

編集:日本でのこれからの抱負をお願いします。

ジヘ:自国はもちろん、海外でも通用するエンジニアになることが夢です。ですから技術者として、まず日本で認められたいと考えています。日々勉強ですが、今はそれを楽しんでやれていると思います。

通訳:ソル・ヘユン(グレテックジャパン)


李智惠(イ・ジヘ)
株式会社GRETECH JAPAN
ファイルバンク事業部 WEB開発チーム マネジャー
来日一年半ながら日本語が非常に堪能なイ・ジヘさん。語学習得の秘訣は「韓国で日本のドラマが大変なブームなんです。韓国語字幕付きでしょっちゅう見ていたので、それが良かったのかもしれません(笑)」とのこと。