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ZeeMシリーズ5種類の新製品/サービスとロードマップを発表

kikakuレポート2008年07月03日 1:45 PM

15年にわたり1700社以上に基幹系業務システムを納入してきたクレオは、2008年6月20日、5種類の新製品/サービスの提供について発表を行った。同ラインナップについての解説とともに、クレオの描くロードマップについて報告する。

受託型からパッケージ型のビジネスへ

080620_tuti_01.jpg記者発表での挨拶に立ったクレオの土屋淳一社長は、日本のこれからのSIに求められるのは”新たなビジネスモデル”であるとし、「ZeeMのパッケージを核としたソリューションビジネスが、今後のクレオの主力になる。」と明言した。

パッケージは決して新しいビジネスモデルではない。だが、長く受託開発の流れにあった日本のIT産業にあっては、パッケージというビジネススタイルにまだ充分な伸びしろが残されている。また、CBMSから続く15年の経験と1700社を超える導入実績が、今回の転換を裏支えする要素となっている。土屋社長は、「ZeeMは中長期的にクレオの成長支える原動力の位置付け。継続してリソースを投入していく」と決意を述べ、挨拶を締めくくった。

新製品/サービスのコンセプトは「ハイブリッド」

プロダクト事業部長の林森太郎氏からは、個々の新製品/サービスについてのプレゼンテーションが行われた。新製品/サービスのコンセプトは「これまでの製品ビジネス」と「こらからのサービスビジネス」を意味する“ハイブリッド”。5つそれぞれの製品の概要を紹介する。

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今回発表された5つの新製品/サービスのクレオ事業内の位置づけ。中小企業から大企業まで、すべての企業レンジを網羅する形となっている。
  1. 決算開示短縮パック

2008年4月以降、株式公開企業の四半期決算がスタートし、従来であれば半期ベースで行っていた決算開示が、四半期ごとに求められるようになった。「決算開示短縮パック」は、ZeeM会計で処理した決算データを、連結決算、決算開示書類作成システムと連動させ、金融庁や証券取引所へのデータ連携を実現する一気通貫のパッケージ。ZeeM 会計のその後工程を短縮・自動化できる製品となる。

  1. パートアルバイトマネジメントパック

パート/アルバイト管理を重視し、就業管理システム・シフト管理・モバイル等との連携を行った業態特化ソリューションモデル。ZeeMパッケージは、パート/アルバイトの雇用規模の大きい、流通・小売り業からの引き合いが多い。「パートアルバイトマネジメントパック」は、そうした企業に向けて、数多くの導入事例で培ってきたZeeMの機能や導入コンサルのノウハウ実績を提供する製品となる。

  1. スリムパック

中小企業向けパッケージ製品。マスターテンプレートを活用し、低価格、短期間での導入を実現した簡易導入モデル。ZeeMのメインターゲットとなる中堅企業向けのソリューションに加え、2007年前半にリリースした「IPOパック」と今回の「スリムパック」のラインが確立したことで、より幅広いレンジの企業層への対応が可能となった。

  1. アウトソーシングサービス

ZeeM 製品、ハードウェア、データベースなど、お客様のシステムすべてを預かり提供するサービス。セキュリティ面や内部統制を意識したシステムメンテナンスを代行する。従来の製品ビジネスに、クレオのソリューション事業とICT事業をZeeM事業として統合させ、首尾一貫したサービス体系を実現した。プロダクトのバリューとサービスのバリューの同時提供が可能となる。

  1. SaaS販売モデル

中小企業向けに用意されたSaaS販売モデル。手軽に利用できるWebサービスで、IT投資コストを抑え、定常的な経費として運用コストを扱えるようになる。

ZeeM事業の中長期戦略

080620_hayashi_01.jpg林氏(左写真)は、「ZeeMブランドの認知度向上」と「向こう3年での売上げ規模の倍増」を目指すとし、プロモーション強化への意気込みを語った。特に今回は、新製品/サービス発表と時を合わせ、ZeeMカタログ、ZeeM販促サイト、ZeeM.JP、カスタマーサイトを一挙にリニューアル。ロゴを刷新するとともに、企業が21世紀を勝ち抜くためのビジネス展望のツボを盛り込んだ、ZeeM総合カタログを発行している。今後は、7月末に開催される「ヒューマンキャピタル2008」や各種セミナー、プロモーションなどを通して、新生「ZeeM」の知名度アップに取り組んでいくという。
林氏は、この取り組みはクレオ単体ではできないとし、パートナー各社とのさまざまな形によるこれまで以上の協業を要請。常に接点を持ちつつ、連携しあい、良質のサービスを構築・提供していきたいと、重ねて呼び掛けを行った。


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