Close up!
音声で実現できたもう一人の自分!? 声をコピーできるサービス『Polluxstar』
kikakuITスコープ, One min.Topics2008年08月06日 9:49 AM
もう一人自分がいたら…。忙しいビジネスパーソンなら誰もが夢みる製品が7月24日に発表された。それが、肉声に近い音声で音声合成ができるOKIが開発したソフトウェア『Polluxstar(ポルックスター)』だ。
自分の声を再現する音声合成ソフトウェア
『Polluxstar』を利用すれば、自分の声質・イントネーション・口癖・抑揚などで文章を自動的に読み上げさせることができる。時報や券売機から流れる無機質なアナウンスや、○音ミクのようなデジタルっぽい音声ではなく、人間の肉声に近づけられる点がポイントだ。病気などで声を出すことが困難となっている方々への、本人の声の代わりとして、本人や家族の生活を支援することを目的としている。
『Polluxstar』契約後は、まず現在の自分の声を収録する作業が必要となる。収録データへの分析と加工が行われ、チャット用クライアントソフトウェアをベースにした会話用ソフトに組み込まれ、ユーザーのPCにインストールされる、という流れだ。
『Polluxstar』のホームページ(http://www.oki.com/jp/ap_plat-u/polluxstar/)。ふたご座のポルックスにちなみ、仲のよい双子のように話しかけてくれる ソフト、という思いが込められている。
値段は個人使用向けPC版で約100万円と少々勇気の要る価格。また、テレビタレントらの声の著作権の問題や振り込め詐欺の巧妙化など、法律やセキュリティ上の懸念も否めず、普及に弾みがつくまでにクリアすべき障壁が多いのも事実だ。
とはいえ“肉声の再現”というありそうでなかった技術には、ビジネス方面での高い汎用性が期待できそうだ。音声商材の精度や生産性の向上はもちろん、メールで伝えにくいニュアンスを声でカバーする新サービスも生まれるかもしれない。女子高生あたりなら、さまざまな「楽しい」使い方を発案してくれそうではないか。
- 自分の声ソフトウェア Polluxstar
- OKI「Polluxstar」の提供を開始 プレスリリース
