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企業スコープ:グローバルワイズ 伊原栄一 代表取締役社長インタビュー ~EDIでの実績を足がかりに、オフィスの革新を目指す~
kikaku企業スコープ2009年04月07日 12:00 AM
使いやすさを特長とする文書共有ツール「 e場」を開発した株式会社グローバルワイズの伊原栄一 代表取締役社長に、e場の特長と文書共有ツールの可能性についてお話を伺った。
工場向けネットワーク技術で足場を築く
グローバルワイズの所在地である愛知県刈谷市周辺には、自動車関連工場が多数集まっている。同社は、ここで工場向けネットワーク技術を中心とした製品・サービスを提供している。
伊原 『当社は、1997年に創業しました。私の前職の会社で、ファクトリーオートメーション用のネットワークソフトウェアを手がけていて、そこからスピンアウトした形です。
創業してすぐに、大手自動車メーカー向けのEDIネットワーククライアントソフトウェアの開発を受注しました。自動車の製造事業は、複数の企業が緻密に連携することで成立しています。そこでは、物流のようなリアルな品物の流れだけでなく、情報の流れも緻密に制御する必要があります。
当社は、長年に渡り、そういったネットワーク全体を管理する技術の一翼を担ってきました。現在では、SIソリューションサービスに加えて、Web型リアルタイム庫内物流管理システムやネットワーク監視システムなども手がけています。
私自身は、もともと会社の総務をやったり会計事務所に勤めたり、といった事務屋です。パソコンもデータベースソフトであるAccess程度しか使いません。でも、当社は技術者中心の会社です。だから、技術的なことは技術者にまかせて、彼らが力いっぱい能力を発揮できる環境を整え、世の中の何か役立つものを提供することに、私自身は力を注いでいます。』
「e場」開発のきっかけ
伊原 『文書共有ツールを開発するきっかけになったのは、2004年に、グループ会社のインフォウェアが医療学会の相談を受けたことです。学会開催に伴って、医療論文を電子データ化するツールが必要となるということで、e場の元となった文書共有ツールを開発しました。
このツールは、パワーポイントのファイルをアップロードすると、自動的にファイル形式に変換、Webブラウザで閲覧できるという機能を備えており、医療学会の関係者の方々には高く評価して頂きました。これを土台にして、一般企業向けのe場を開発しました。
e場は、Webブラウザだけで操作できるのが特長です。シンプルな操作で、なんとなく触ったら使えてしまう、そんな使いやすさを目標に開発しました。ファイルの登録もドラッグ&ドロップのマウス操作だけ。登録したワープロ文書やプレゼン資料は、縮小画面で確認できますし、実行するためのアプリケーションソフトが無くても、文書の内容を確認できる機能も持っています。最近では、オプションとしてCADファイルにも対応しました。
これを、お客様のサーバーで動作させるパッケージ版と、インターネット経由で利用するASP版の両方を提供してきました。最近では、企業の文書データをどのように管理するか、内部統制にも注目が集まっていますから、そのための解決策としても期待されています。』
文書共有サービスの将来像
とはいえ、グローバルワイズ自体は、サーバーベースのアプリケーションのノウハウは決して多くない。部門では高く評価されても、ハードウェアの追加が必要になることから、情報システム部門から難色を示されることが少なくないという。
伊原 『このような課題は、多くの企業で抱えていることだと思います。企業の生産性向上のためにITシステムの導入が進めば進むほど、管理と運営の手間も増えていきますから。そのために、企業向けのITシステムではASP版が主流になっていくと考えています。社内でデータを管理する必要性の高い企業が、パッケージ版を購入していくでしょう。
現在のところは、文書ファイルの共有が主な用途ですが、今後はWebブラウザを介して直接共同で編集作業を進めるところへ進化していくでしょう。たとえば、最初はテキストデータのみ。それが、ワードやプレゼンファイルをやりとりして、共同作業できるようになる。さらには、CADの設計図を共同作業で直していく、といった利用例が考えられます。
当社のお客様は、インフラといっしょにシステム統合されたソリューションを提供して欲しい、というニーズを持っています。EDIでは統合のハードルは高くても、こういったツールが普及することで、ゆるやかな統合が実現していくのではないでしょうか。』
- NEXTWISE 【オフィスの文書管理度チェック付き】文書ファイルの混乱を解消!使いやすさが決め手の文書共有サービス「e場」レビュー
- グローバルワイズ 企業サイト



