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オプト・鉢嶺登 代表取締役社長CVO

kikakuCALLING!2007年10月26日 8:08 PM

株式会社オプトにて行われた、鉢嶺登代表取締役社長CVOへのインタビューの裏側を届けるWeb限定企画。フリーマガジン『NEXTWISE』誌面に載せきれなかった、鉢嶺CVOの想いを届ける。

blog_icon_16_s.jpg人にフォーカスする
何かを皆でやり遂げるのが一番好きですね。映画も世間でいう感動作では泣きませんが、ホロリとくるのが『メジャーリーグ』とか『クールランニング』。一人 一人は非力であっても団結することで勝利するという、そんなストーリーに憧れる気持ちが潜在意識の中にあるんでしょうね。組織であることの強みとは、一人 一人の持つ弱みを消し合えることだと思います。一人一人の良さをいかに引き出せるかで、組織としての強みが試されるのではないでしょうか。また、僕の尊敬 する人物は織田信長なのですが、自身は正反対であると感じています。皆の尻を叩いて一つの方向に誘導するよりは、「世の中はこうなっていくようだ。だとす れば、僕らはどうしたら良いだろう」とアイデアの発露を促す。その上で、やりたいという人が現れれば、その人に任せる。社員たちの知恵をいかに吸い上げて 実行させるかという部分に、CVOとしての僕の利用価値、存在価値があるように思います。

blog_icon_16_s.jpgCVOの役割
CVO(Chief Visionary Officer)には、大きく二つ役割があります。社風を社員に根付かせていくという部分と、経営における長期的なビジョンを構築していく部分です。オプ トはネット広告代理業におけるトップ企業になることができましたから、業界ナンバーワンとしての誇りと責任を持つよう社員には言っています。業界全体を盛 り上げるための取り組みを我々の方から積極的に進め、他社が追随する流れをつくる。流れが本流となれば、競合他社や大手の広告主が動くようになり、市場全 体を活性・拡大させていけるはずです。

blog_icon_16_s.jpg営業同行
2006年の後半はネット広告市場がやや停滞した時期でしたが、それから2007年前半にかけては僕自身が積極的に営業同行するようにしました。驚かれる お客さんもいらっしゃいますが、マーケティングや経営戦略といった、普段聞くことのできないお話をうかがえる貴重な機会となりました。うちの営業社員も、 僕をうまく使ってくれていたと思います(笑)。
お客さんの声を聞くことも大事ですが、現場の皆からの声を聞くことも非常に重要だと考えています。以前は、採用面接の一次から僕自身が応募者とお会いして いました。社員数50人くらいのころは、それこそ毎日のように飲みに行っていまして、社員一人一人に誕生日カードを贈っていたものです。ですが、人が増え るとそうもいきません。会社の規模に合わせて、社員とのコミュニケーションの手段を変えていく必要があります。600人規模となった現在では、半年に一度 の全社規模イベントの開催や、社内報の内容充実といった取り組みをしていますが、まだまだ足りないと感じています。

blog_icon_16_s.jpg社長大学
新入社員には、会社の理念や行動規範について話す“社長大学”という僕からの講義を1時間受けてもらっています。よく言っていることは、戦後から60年ほ どしかたっていないにもかかわらず、繊維から造船、自動車、ITと、花形産業が次々と変化し続けていることです。消費者や時代のニーズが移ろう中で、僕ら がネット広告でナンバーワンになることにどれだけの価値があるか。それはここ10数年の話であって、おそらく、20年、30年後には主流ではなくなってい る。そうした場合、次はどのような花形産業が来るのか。この点を常にウオッチし続け、事業基盤からある程度のリソース配分なり、投資なりをする。広告代理 業として売れるモノ、やれるコトはたくさんあります。そうした目線を最初のうちから身に付けて、行動の幅を広げてもらうことが大切だと考えています。

鉢嶺登(はちみねのぼる)
1967年千葉県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、森ビルに入社。1994年に有限会社デカレッグスを設立し、翌年、株式会社オプトへと社名変更。 2004年にジャスダックに上場し、大阪支社を開設。2006年には広告代理事業の売上げで230億円を突破した。青年起業家機構『YEOジャパン』会長 なども歴任している。

http://www.opt.ne.jp/