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書評「『崖っぷち会社』が生まれ変わった3つの方法」

kikakuブックガイド2007年12月27日 7:40 PM

集合知が崩壊寸前の企業を立て直す! ? “売り上げが劇的に伸びる勝利のノウハウ”はこの一冊に詰まっていた!

 
book_gakepuchi.gif業界の垣根を超えるオープンソース思想

オープンソースといえば、ソースコードが無償で公開され、入手したソースコードはライセンスのもとに自由に改変・配布が行なえるというものである。 しかし、この説明を初めて聞く人はまずピンとこないのが普通だろう。そんな時、「秘伝レシピを公開するレストラン」や「Take freeなリンゴ園」など、ソフトウェアと無関係の例えで説明されることが多い。これは裏を返せば、オープンソースの考え方は業界・業種を問わずにさまざ まな分野で応用可能であることを意味することになる。

『「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法』の著者・中山裕一朗氏は、オープンソース的思想で起死回生を成し遂げた紙加工メーカーの3代目社長 だ。成熟・衰退産業で、川中(下請け体質)で、地方基盤で、小さな会社という四重苦であった企業を建て直し、業績155%アップを達成した経験則として、 彼は「ノウハウ」「コミュニティ(会)」「ブランド」という3つのキーワードを挙げている。これらに共通するポイントとは、顧客やライバル会社等を巻き込 んで活動をすることだ。そして、そのために必要なのは「ほんのちょっとの勇気と、ほんのちょっとの行動力」であるという。Web2.0ブームから注目を浴 びた“集合知”の考え方は、今後の企業交流の中でも活用されていくことだろう。

「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法 ~売り上げが劇的に伸びる勝利のノウハウ!~

著者/中山裕一朗 価格/1,470円
発行元/フォレスト出版 ISBN:978-4-89451-281-8